インタビュー

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小さな病気を見逃さないように、患者さまとの会話を大切に診療しています。

「患者さまがどのようなことでお悩みか」を知るには会話が大切だと考えます。これは小さな病気を逃さないためでもあります。
また当院の大きな特徴の一つとして先進医療である多焦点眼内レンズを用いた白内障手術を実施しておりますので、お気軽にご相談ください。

日々の診療のなかで、気を付けている事を教えてください。

患者さまとの会話を大切にしています。患者様が当院を受診するとき、目についての不安や悩みをもって受診されます。「どのようなことでお困りなのか」「どのようなことを不安におもっているのか」といったことをお話からしっかり把握して、病気を見逃さないよう、また可能な限り不安を取り除くことができるよう努めています。そのために、できる限り話しやすい雰囲気作りを心がけています。

セミナーを月1~3回おこなっているとのことですが、具体的にはどのようなセミナーを開いていますか?

新しい機器・薬品を導入した際に、勉強会を行っています。スタッフにも、院内でどのような薬や機器を使っているのか情報共有することが、よりよい治療を日々実施するために大切だと考えています。

検査機器にこだわりはありますか?

自分の目で確かめて、新しい検査機器を導入するよう努めています。患者さまの病気や症状を正しく把握するために、より新しい検査機器は重要だと思います

院内の造りでこだわっていることはありますか?

待合室での待ち時間に、少しでも心地よくお過ごしいただけるよう、吹き抜けの開放的な空間にしました。ソファは座り心地のいい布張りで、男女のトイレにはおむつを替えるシートも設置しています。また、読書コーナーや小さなお子さまが退屈しないようキッズスペースもご用意しています。院内はバリアフリーで、入り口には自転車やベビーカー、シルバーカーが止められる駐輪所もあり、雨に濡れないよう屋根付きとなっています。

地域医療で取り組んでらっしゃることを教えてください。

小学校や中学校の健康診断の医師をしています。依頼があれば、講演の講師にも応じています。

目を守るために普段から気を付けるべき点、生活習慣のアドバイスがあれば教えてください。(子供・大人)

ちいさなお子様は、片方の目が見えなくなっても自分では言わない事があります。たまにでもよいので保護者の方が、お子さまの目を片目ずつ手で隠して同じように見えているか確認することが目の病気の早期発見につながることがあります。一般的に言われていることではありますが、読書やゲームをするときは30cm以上離し、30分に一度は休憩してください。また本を読むときは、電気をつけた明るい空間で姿勢をよくして読むようにしてください。夜寝るときは電気を消して寝る習慣をつけ、天気が良い日は外で遊ぶようにしましょう。また、遠視や乱視が強いと弱視といって目に病気がなくても視力が出ない状態になってしまうことがあります。保育園や幼稚園で視力検査を行っている場合は発見されることがありますが、視力検査を行っていない園もあるため注意が必要です。弱視は7~8歳までに治療をしないと治療に対する反応が悪くなってしまうため、早期に発見して治療することが大切です。

大人の方は、40歳を過ぎたら1年に一度は人間ドックで視力検査、眼圧(目の硬さのことです)検査、眼底検査(眼底写真)を受けることをお勧めしています。視力や眼圧だけでは緑内障や糖尿病網膜症などの失明につながるような疾患が見逃されてしまうことが多いため、眼底検査をあわせてうけることが大切です。また何か症状があった場合は早めに眼科を受診しましょう。

多焦点眼内レンズを用いた白内障手術を始めたきっかけは?また、従来の手術を考えた際、どんなメリットがありますか?

勤務医時代、LASIKやICLといった近視矯正手術に携わっていました。実は私も近視矯正手術を受けましたが、手術を受ける前はコンタクトレンズや眼鏡を常に装用していないとほとんど見えない状態でしたが、手術後は裸眼で日常生活のすべてを不自由なく行うことができるようになりました。日常生活における眼鏡への依存度が暮らしやすさに影響することを身をもって知らされました。

白内障とは目の中の水晶体が濁り、視力が低下する病気です。手術では、摘出した濁った水晶体のかわりに人工のレンズを挿入しますが、従来の単焦点眼内レンズはピントが1つしか合いませんでした。先進医療で使用される多焦点眼内レンズはピントがあう範囲が拡げてあります。従来使用される単焦点眼内レンズは、遠くか近くのどちらかにしかピントがあわないため手術後は基本的に眼鏡が必要でしたが、多焦点眼内レンズでは単焦点眼内レンズと比較し眼鏡への依存度を減らすことができます。